引越し手続きナビ

引越し用品ガイド

引越しに必要な段ボール・梱包資材・養生材の入手先と、世帯規模別の必要数量、選び方の目安を整理しました。引越し業者の支給で済むケースと、自力で調達・購入が必要なケースを切り分けて解説します。

最初に確認すべきこと
  • 引越し業者の見積もりに「段ボール何箱まで支給」が含まれるかを必ず確認
  • 業者支給は標準プランで50箱まで無料が目安、超過分は1箱200〜300円
  • 自力引越し(レンタカー)の場合は段ボール・養生材を全て自分で調達
  • マンション・賃貸物件はエレベーター養生・搬入時間帯の制約を管理会社に確認

段ボールの必要数量(世帯規模別)

世帯 必要箱数の目安 内訳イメージ
単身(少なめ・荷物少) 10〜15箱 衣類5箱、本・小物3箱、キッチン2〜5箱
単身(多め・本/趣味多) 20〜30箱 衣類5〜8箱、本10箱前後、キッチン5〜10箱、趣味用品など
二人暮らし 30〜50箱 衣類10〜15箱、キッチン10〜15箱、本・書類5〜10箱、雑貨
ファミリー(3人) 50〜80箱 衣類15〜25箱、キッチン15〜20箱、子ども用品10〜15箱、本・趣味
ファミリー(4人以上) 80〜120箱 衣類25〜40箱、キッチン20〜25箱、子ども用品20〜30箱、その他

本・食器が特に多い場合は上記の1.2〜1.5倍が必要になります。実際の必要数は引越し業者の訪問見積もり時に確認してもらうのが最も正確です。

段ボールサイズの選び方

サイズ 寸法目安 適した荷物 注意点
Sサイズ(120規格) 約34×34×33cm 書籍・食器・調味料・割れ物 重くなる物用、底をガムテープ十字貼りで補強
Mサイズ(140規格) 約45×35×36cm キッチン雑貨・小物家電・玩具 標準サイズ、最も汎用的
Lサイズ(160規格) 約53×38×38cm 衣類・布団・タオル・軽量物 重い物を入れると底が抜けるため軽量物専用に

段ボール・梱包資材の入手先

1. 引越し業者の支給(最も確実)

多くの引越し業者の標準プランで段ボール50箱までが無料支給されます。サカイ・アート・アリさんなど大手は、ガムテープ・緩衝材・布団袋なども含めた「梱包資材一式」が標準提供です。超過分は1箱200〜300円の追加料金が発生します。引越しが決まったら、見積もり時に「支給数」と「超過時の単価」を必ず確認してください。

2. 無料で調達する

  • スーパーマーケット: 朝の品出し時間帯(7〜10時)に店員に声をかけると譲ってもらえることが多い。果物用ではなく文房具・日用品の段ボールを選ぶ。
  • ホームセンター・ドラッグストア: 専用カウンターで段ボールを譲渡している店舗あり。事前に電話確認推奨。
  • ジモティー・フリマアプリ: 引越し直後の人が無料譲渡している。受け取り場所が近距離なら安価に確保可能。
  • ドラッグストア・コンビニ: 個包装商品のダンボール入手しやすいが、サイズが小さく数量も限られる。

3. 購入する

  • ホームセンター: 1箱150〜300円、品質安定。Sサイズ・Mサイズの混合で50箱を10,000円前後で購入可能。
  • Amazon・楽天市場: 30箱・50箱セットで送料込み6,000〜12,000円。配送日指定で計画的に準備可能。
  • 引越し業者の通販: サカイ等が独自に販売。当日支給より高単価だが、業者側のサイズ・耐久性に揃えられる。
  • 100円ショップ: 1〜3箱単位で購入可能。Sサイズが中心で、強度はやや弱め。少量補充用。

梱包資材の必要量と入手先

資材 必要量の目安 業者支給の有無 自力購入時の目安価格
段ボール 世帯規模に応じて10〜120箱 標準プランで50箱まで無料が一般的 1箱150〜300円
ガムテープ(クラフト・布) 段ボール100箱で2〜3巻 標準プランで2〜3巻支給が多い 1巻200〜500円
緩衝材(プチプチ) 食器・割れ物用に1〜3ロール 業者により異なる、要確認 1ロール(42cm×10m)500〜1,000円
新聞紙・梱包紙 食器・割れ物の隙間埋め用 新聞紙は自前、梱包紙は支給あり 梱包紙1束(約100枚)300〜500円
布団袋 布団1組につき1袋 大手は標準支給 1枚300〜800円
ハンガーボックス スーツ・コート10〜30着で1〜2個 レンタル無料の業者あり、要事前申込 レンタル1個300〜500円、購入1個1,500〜3,000円
養生材(シート・テープ) 業者引越しは不要、自力なら1〜2セット 業者引越しでは業者が当日施工 養生シート1本2,000〜5,000円
マジック(油性・太字) 2〜3本(中身・搬入先表記用) 業者支給はほぼなし 1本100〜300円

梱包の段取り(チェックリスト)

  1. 引越し2〜3週間前: 段ボール調達
    業者支給を予約。自力なら無料譲渡先・購入先を決めておく。
  2. 引越し2週間前: シーズンオフ品から梱包開始
    使わない衣類・本・趣味用品から先に梱包。「中身」「搬入部屋」をマジックで明記。
  3. 引越し1週間前: 日常品の梱包開始
    キッチン・洗面用品など。当面使う物は最後にまとめて段ボール1〜2箱に。
  4. 引越し3〜5日前: 食器・割れ物の梱包
    新聞紙・プチプチで個別包み。「ワレモノ」「天地無用」を必ず明記。
  5. 引越し前日: 当日使う物だけ残し全梱包完了
    洗面用品・着替え・スマホ充電器・現金・印鑑は手荷物バッグに。
  6. 引越し当日: 業者が養生 → 搬出 → 搬入
    搬入時に「どの段ボールをどの部屋へ」を業者に指示。マジック記載と部屋名を一致させる。

段ボールへの記載ルール(搬入効率を上げる)

記載すべき4項目
  • 搬入部屋名(例: 「LDK」「寝室」「子供部屋」)— 業者が部屋別に振り分けやすい
  • 中身の概要(例: 「キッチン 鍋類」「本 文学書」)— 開梱優先順位を判断しやすい
  • 取り扱い注意(例: 「ワレモノ」「天地無用」「重量物」)— 業者が積み方を調整
  • 連番(例: 「1/30」「2/30」)— 紛失チェックに有効、特に長距離引越し時に重要

引越し後の段ボール処分

引越し業者の中には、引越し後の段ボール回収サービスを提供している会社があります(無料 or 1回1,500〜3,000円)。サカイは「引越し後の使用済み段ボール無料回収サービス」、アートも条件付きで回収可能です。回収サービスがない場合は、自治体の資源ゴミ回収日に出すか、リサイクル業者に依頼します。マンションの場合は分別ルールを管理会社に確認してください。

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