引越し手続きナビ

引越し補助金ガイド

引越しに伴って受けられる補助金は、自治体が実施する「結婚新生活支援事業」「子育て世帯向け住宅助成」「移住支援金」が代表例です。いずれも自治体ごとに実施有無・上限額・対象要件が異なり、年度予算の上限到達で受付終了となることもあります。本ガイドでは、対象になりやすい3カテゴリの仕組みと、自分の自治体に問い合わせる正しい手順をまとめます。

本サイトについて(重要)

引越し手続きナビが提供するご相談サービスの対象範囲は、新居の電気・ガス・水道・インターネット等のライフライン開通取次のみです。補助金の申請代行・申請相談・要件診断・受給可否の判定は承っておりません。本ガイドは公開情報の整理・案内のみが目的です。実際の申請可否・必要書類・受付状況は、必ずお住まいまたは転居先の自治体の担当課(住宅課・子育て支援課・少子化対策担当課など)へ直接お問い合わせください。

最初に押さえる前提
  • 「全国一律でもらえる引越し補助金」は基本的に存在しない(自治体ごとの任意実施)
  • 申請は原則として「住宅契約前」または「契約直後」に動く必要がある(事後申請不可の制度が多い)
  • 世帯年収・婚姻日からの経過年数・住宅の床面積など細かい要件があるため、必ず公式実施要綱を確認
  • 年度(4月〜翌3月)ごとの予算上限制で、上限到達時点で受付終了されることがある

1. 結婚新生活支援事業(こども家庭庁の交付金事業)

こども家庭庁の「地域少子化対策重点推進交付金」を活用し、新婚世帯の家賃・敷金礼金・引越し費用を補助する制度です。実施するかどうかは各市区町村の判断であり、東京23区・政令市の中でも実施していない自治体(横浜市など)があります。

項目 一般的な内容(実施自治体での典型例。各自治体要綱で確認必須)
対象世帯 婚姻届出から一定期間以内(多くは2〜3年以内)の新婚世帯。実施自治体内に新居を構えること。
所得要件 夫婦合算所得が一定額以下(500万円〜600万円程度の上限を設定する自治体が多い)。奨学金返済額は所得から控除可とする自治体もある。
年齢要件 実施自治体により「夫婦ともに39歳以下」または「ともに29歳以下は上限額アップ」などの区分あり。
補助対象経費 新居の家賃(数か月分)・敷金・礼金・共益費・仲介手数料・引越し業者への支払い費用。住宅購入費・リフォーム費を対象に含める自治体もある。
補助上限 多くの自治体で1世帯あたり30万円。夫婦ともに29歳以下や子育て同時実施型は60万円まで増額する自治体もある。
申請窓口 市区町村の子育て支援課・企画調整課・少子化対策担当課など。詳細は各自治体公式サイトの「結婚新生活支援」ページで確認。
所管 こども家庭庁「地域少子化対策重点推進交付金」(自治体の自主財源と国費の組み合わせで実施)。

出典: こども家庭庁「地域少子化対策重点推進交付金」(2026-04-29 時点で生存確認)。実施自治体一覧と最新の年度別チラシは同ページから辿れます。

2. 自治体独自の住宅助成(子育て世帯・三世代近居など)

結婚新生活支援事業とは別に、自治体が独自財源で実施する住宅助成があります。とくに東京都心部では、定住促進や子育て世帯誘致を目的に、家賃を月額数万円規模で長期間助成する制度が複数存在します。

代表例: 千代田区「次世代育成住宅助成」

区内に5年以上居住する親がいる新婚・子育て世帯(親元近居助成)または区内1年以上居住の子育て世帯(区内転居助成)が対象。月額家賃助成(最大8年間、初年度月額5万円〜段階的減額)に加え、転居費用が一律10万円支給されます。住宅契約前の事前申請が原則です(契約後の申請は1か月以内に限定的に可)。

出典: 千代田区「次世代育成住宅助成」(2026-04-29 時点で生存確認、令和8年7月から家賃助成額の増額・面積要件の一部変更が予告されています)

代表例: 大阪市「新婚・子育て世帯向け分譲住宅購入融資利子補給制度」

大阪市内に分譲住宅を購入した新婚・子育て世帯向けに、住宅ローンの利子の一部を市が補給する制度。引越し費用そのものの補助ではありませんが、購入時の長期負担軽減策として位置付けられています。

出典: 大阪市「新婚・子育て世帯向け分譲住宅購入融資利子補給制度の概要」(2026-04-29 時点で生存確認)

上記以外にも、新宿区・港区・文京区など東京都心区、川崎市・名古屋市・福岡市などの大都市で類似の家賃助成・住宅取得支援を持つ自治体があります。「{自治体名} 住宅助成」「{自治体名} 子育て 家賃補助」などで検索すると公式ページに辿り着けます。

3. 地方移住への支援(移住支援金)

東京23区在住または東京圏(東京・神奈川・千葉・埼玉)から地方の道府県・市町村に移住する人向けに、内閣官房・内閣府が主導する「移住支援金」があります。各道府県・市町村と共同で実施されており、対象求人での就業・起業・テレワーク継続などの条件を満たすと、世帯で最大100万円・単身で最大60万円が支給されます。子育て加算(子1人あたり最大100万円)を組み合わせると最大300万円規模になる例もあります。

項目 一般的な内容
対象 東京23区在住者または東京圏から条件不利地域・地方の対象市町村への移住者。直近の在住期間など細かい要件あり。
主な要件 対象求人への就業/起業・テレワーク継続など。移住先で一定期間(5年程度)の居住が前提。
支給額 世帯最大100万円・単身最大60万円。子育て加算で1人あたり最大100万円(最大300万円規模になる事例あり)。
申請窓口 移住先の市町村の移住・定住担当課。事前相談を推奨する自治体が多い。
注意点 「マッチング支援金対象法人」などへの就業要件を満たさない仕事に就くと支給対象外。求職活動を始める前に対象法人リストを確認すること。

最新の対象自治体・条件は、移住先の都道府県の移住相談窓口ポータル(例:「ふるさと回帰支援センター」サイト経由)で確認できます。

申請を考えるときの段取り(共通フロー)

  1. 転居先候補の自治体公式サイトで実施有無を確認
    「{自治体名} 結婚新生活支援」「{自治体名} 住宅助成」で検索。実施していない自治体もあるため最初の確認が最重要。
  2. 住宅課・子育て支援課に電話で相談
    要綱だけでは判断しづらい所得算定・対象住宅の範囲などを電話で確認。年度予算の残額や受付状況も同時に聞いておく。
  3. 住宅契約前に仮申請(または事前確認)
    多くの制度で「契約後の申請不可」または「契約日から1か月以内の申請」など期限が厳密。賃貸契約・住宅購入契約のタイミングを動かす前提で申請する。
  4. 必要書類を集める
    所得証明・婚姻届の受理証明・住民票・賃貸契約書・引越し業者の領収書など。発行に時間がかかる書類があるため引越し2〜3か月前に着手。
  5. 転居後・本申請
    契約・転居が完了したら本申請を提出。書類審査・面談を経て補助金が指定口座に振り込まれる流れが一般的(自治体により異なる)。

注意点・よくある失敗

  • 「結婚新生活支援事業」は自治体の任意実施。横浜市など実施していない大都市があるため、引越し先で補助金前提の予算組みをする前に必ず実施有無を確認する。
  • 事後申請が認められない自治体が多い。住宅契約・引越しが完了してから「補助金があるらしい」と気付いても受付不可なことがある。
  • 所得要件には「合算」「個別」「奨学金返済控除あり/なし」など細かい違いがあるため、自分のケースで対象になるかを必ず電話確認する。
  • 移住支援金は対象法人リストに掲載された求人での就業が条件。リスト外の就業を先にしてしまうと対象外になる事例あり。
  • 年度予算上限への到達状況は自治体公式サイトに掲載されていないことも多い。早期申請を意識する。

カテゴリ別の詳細ガイド

各カテゴリの対象要件・上限額・申請の流れを詳しく解説したページです。

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本ガイドの根拠と最終確認

本ガイドは以下の一次情報を基に編集しています。各URLは2026-04-29 時点で生存確認済です。

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