ネット回線の乗り換えと移転
引越し時のインターネット回線の手続きは「移転」と「乗り換え」の2択です。更新月や違約金、新規キャンペーンの有無によって有利な選択が変わります。判断基準と手続きの流れを整理します。
判断フローチャート
| 状況 | おすすめの選択 |
|---|---|
| 契約更新月にあたる | 乗り換え(違約金なしで新規キャンペーン活用) |
| 更新月ではなく違約金が高額(2万円以上) | 移転(違約金を避ける) |
| 引越し先が現回線のサービス対象外エリア | 乗り換え一択(移転不可) |
| 集合住宅で対応回線が限定 | 管理会社に確認後、対応回線へ乗り換えまたは移転 |
| スマホとのセット割を活かしたい | スマホキャリアとセット割のある回線へ乗り換え |
移転の手続き
| 申込期限 | 引越しの2〜4週間前(繁忙期は1ヶ月以上前) |
|---|---|
| 申込先 | 契約中のプロバイダーのWebサイトまたは電話 |
| 工事費 | 移転工事費が発生する場合あり。キャンペーンで無料の期間あり |
| 旧居・新居の工事 | 撤去工事 + 開通工事(マンションタイプは無派遣工事の場合あり) |
| 契約期間・違約金 | 通常は継続扱いのため違約金なし |
乗り換えの手続き
| 手続き順序 | 新サービス申込 → 開通後に旧サービス解約(逆にするとネット断絶期間が発生) |
|---|---|
| メリット | キャッシュバック、工事費実質無料、初月無料等のキャンペーンを利用可能 |
| デメリット | 旧契約の違約金、工事費残債の一括精算が発生する場合あり |
| 乗り換え先の選び方 | スマホキャリアとのセット割、実質月額、キャンペーン条件(適用期間・上限)を比較 |
複数の事業者が旧回線の違約金を補填するキャンペーンを展開しています(上限2〜4万円程度)。高額な違約金があっても乗り換えのほうが得になるケースがあるため、補填の有無と上限金額を必ず確認してください。
回線タイプ別の特徴
| 種類 | 特徴 | 向いている人 |
|---|---|---|
| 光回線(戸建て) | 建物に光ファイバーを直接引き込み。最大1〜10Gbps | 高速・安定重視、動画・ゲーム利用者 |
| 光回線(マンション) | 建物の共用部まで光、各戸まではVDSL/LAN/光配線 | 集合住宅住まい。建物の配線方式で速度差あり |
| ホームルーター | コンセントに挿すだけ、工事不要 | 工事ができない・開通まで待てない人 |
| モバイルWi-Fi | 持ち運び可能、月間データ容量制限あり | 出張・外出先でも使いたい人、短期利用 |
開通まで間に合わない場合の一時しのぎ
- スマートフォンのテザリング(データ容量とバッテリー消費に注意)
- ポケットWi-Fiの短期レンタル(日割り契約・即日発送)
- クラウドSIMタイプの月契約(1ヶ月から契約可能)
- カフェ・コワーキングスペースの一時利用
引越し時の電気・ガス・水道 開通受付
引越し先の電気・ガス・水道の開通手続きをまとめてご相談いただけます。担当者より折り返しお電話にてご連絡いたします。
よくある質問
移転と乗り換え、どちらが得?
契約更新月であれば乗り換え(新規キャンペーン活用)が有利。更新月以外で違約金が高額な場合は移転が無難です。月額差額と違約金・工事費の合計で比較してください。
工事日数はどのくらい?
申込から開通まで2〜4週間が目安。3〜4月の繁忙期は1ヶ月〜1ヶ月半かかる場合もあります。早めの申込を推奨します。
工事費残債はどうなる?
分割払い中に解約すると残債を一括請求されます。新規キャンペーンの工事費実質無料は月々割引のため、解約時に未割引分が残ります。
集合住宅で希望の回線が使えないときは?
建物の配線方式(光配線方式・VDSL・LAN方式)により使えるサービスが制限されます。管理会社に利用可能な回線を確認してから申込むのが確実です。
引越し中のネット利用はどうカバーする?
工事完了まで2〜4週間(繁忙期は1ヶ月以上)かかるため、その間はモバイルWi-Fiレンタル(月額3,000〜5,000円)かスマホテザリングで対応します。Y!モバイル・楽天モバイル等の無制限プランは引越し直後の代替として有効です。短期だけ必要なら大手キャリアショップでの即日レンタルも選択肢になります。
引越しを機に格安SIM・楽天モバイルだけにする選択肢は?
単身世帯や在宅時間が短い人は、固定回線を解約してスマホ無制限プラン1本にする選択肢があります。月額3,000〜4,000円程度に圧縮できる一方、動画配信・オンラインゲームでは速度・安定性が劣ります。在宅勤務やライブ配信など重要な用途がある場合は固定回線を残すのが無難です。