引越し時のNHK受信契約の住所変更・解約
引越しに伴うNHK放送受信契約の手続きには「住所変更」と「解約」の2パターンがあります。新居でも受信機(テレビ等)を設置する場合は住所変更、設置しない場合は解約です。本ガイドでは、Web・電話・郵送の3つの手続き方法、必要書類、二重契約を防ぐための注意点をまとめます。
手続きの全体像
住所変更 vs 解約 の判断基準
- 新居で受信機(テレビ・ワンセグ・カーナビ・チューナー内蔵PC等)を設置 → 「住所変更」
- 受信機をすべて廃棄・譲渡し、新居に持ち込まない → 「解約」
- 同棲・結婚で世帯統合 → 片方の契約を解約し1契約に統合
- 家族割引(別住所の家族が同生計)→ 同居解消時に適用、申請が必要
1. 住所変更の手続き
方法(おすすめ順)
- Web申請(NHK公式サイト)
最も簡単・24時間受付・即時反映。NHK公式の「住所変更お手続きフォーム」から申請。所要5分程度。 - 電話(NHKふれあいセンター)
平日 9:00〜20:00、土日祝 9:00〜20:00(時期により変動)。混雑時は待ち時間長め。 - 郵送(住所変更届)
NHKに依頼すると変更届が郵送される。記入・返送して完了。1〜2週間程度かかる。
必要情報
- 現在の住所
- 新住所
- 契約者氏名
- お客様番号(受信料の支払い票・領収書・口座振替通知に記載)
- 引越し日
- 新住所での受信機の有無・種類(地上波のみ/BS含む)
- 支払い方法の継続/変更
2. 解約の手続き
解約が成立する条件
- 受信機(テレビ・ワンセグ・カーナビ・チューナー内蔵PC等)の設置をすべて廃止
- 「廃止」とは廃棄・譲渡・売却・故障による完全使用停止を指す
- 「テレビを持っているが見ない」では解約できない
方法
- NHKふれあいセンターに電話で解約意向を伝える
0120-151515 ほか。Web解約に対応していない場合は電話必須。 - 解約届出書の郵送を待つ
申請から1〜2週間で「放送受信契約解約届」が届く。 - 必要事項を記入し、証明書類を添付して返送
受信機を譲渡した場合は譲渡先・譲渡日、廃棄した場合は家電リサイクル券のコピーを添付するよう求められることがある。 - NHKによる審査
内容確認後、解約成立の連絡が届く。受信料の精算が行われ、過払い分は返金される。
解約時の必要書類
| パターン | 添付書類 |
|---|---|
| テレビ廃棄 | 家電リサイクル券のコピー、または家電量販店の引取領収書 |
| テレビ譲渡 | 譲渡先(氏名・住所)の記入、譲渡日 |
| テレビ売却 | 買取店の領収書・譲渡証明 |
| 故障・故意撤去 | 故障証明書(修理業者の見積書など)またはテレビ撤去後の写真 |
| 施設入居・海外移住 | 入居証明書・住民票除票など |
受信料の精算と返金
NHK受信料は前払い制(半年・年払い)の場合、住所変更や解約で過払い分が発生することがあります。住所変更の場合は新住所への契約引継ぎで自動的に調整されます。解約の場合は解約成立日までの料金が確定し、過払い分は指定口座へ返金されます。返金処理は1〜2か月程度かかります。
引越し時のよくあるトラブルと対策
| トラブル | 対策 |
|---|---|
| 引越し後も旧住所宛に請求書が届く | 郵便転送(e転居)で新住所に転送される。NHKふれあいセンターに連絡し住所変更を完了させる |
| 新居で営業訪問を受ける | 既存契約の住所変更が完了していれば、お客様番号を伝えて再契約を回避する |
| 解約申請したのに請求が止まらない | 解約届の必要書類が不足している可能性。ふれあいセンターに進捗確認 |
| テレビを処分したのに解約を断られた | 家電リサイクル券・引取領収書のコピーを再送付。窓口で再相談 |
| 家族割引の適用漏れ | 同生計の別住所家族と契約状況を整理し、家族割引の申請を行う(半額になる場合あり) |
受信機の判定(解約時に重要)
「受信機」に該当するもの
- テレビ本体(液晶・プラズマ・有機EL・チューナー内蔵モニター)
- ワンセグ・フルセグ機能付きスマートフォン・タブレット
- ワンセグ・フルセグ機能付きカーナビ
- テレビチューナー内蔵PC・録画機器(HDDレコーダー等)
- テレビチューナー単体(PC接続用USBチューナー等)
上記のいずれかを所有している限り、放送法64条により受信契約義務があります。解約には全機器の廃止が必要です。
NHKに関するその他の手続き
- 支払い方法の変更: 振込・口座振替・クレジットカード・コンビニ払いを選択可能
- 家族割引の申請: 同生計の家族が別住所で別契約している場合、半額割引
- 事業所割引: 法人で複数台設置時の割引
- 受信料免除: 生活保護世帯・障害者手帳所持者・社会福祉施設等の所定条件で全額免除
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